抗がんサプリ、科学的に検証 専門医らが警鐘本

 米国立バイオテクノロジー情報センターのデータベースで、医学専門誌に掲載された論文を調べ、その研究が「試験管レベル」「動物実験」「臨床試験」のいずれか、また症例報告か、信頼度が高いランダム化比較試験かなどを示した。

 たとえば、アガリクスは「動物実験はあるが人を対象とした信頼できる科学データがない」、メシマコブは「動物実験で抗がん作用の報告はあるが、臨床実験はほとんどない」など。

 CNJのメンバーの岩瀬哲医師は「現在は人へのはっきりした効果を断定できないものがほとんど。延命や症状緩和の目的で試みるのは否定しないが、化学療法などと同時にしない、科学的信頼性の高いものを選ぶなどを勧めたい」と話している。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200512080164.html

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